より自分らしく生きる

楽しく生きることをめざして

怖い思い出...と淡い恋心

今週のお題「部活」                                                          部活と言うと思い出すことは、私の淡い恋心と怖い体験です。                   小学校の高学年時代から習い事として剣道をやっていた私は、中学生になっても部活は剣道を続けようと思っていた。そのまま剣道を選んだ。                       実際に個人的に選んだので、友達は自然と部活動での友達とクラスメートの友達と、ふたとうり私には出来た。                                                                                  剣道部で、直ぐに仲良しになった友達が、(仮)T子で本人は霊感があると言う。これまでの私の友達のなかで霊感がある子は居なかったから、怖いけど、興味深々に...そして、ほんの少しだけ⁈本当に⁈…と、いう気持ちで私は部活帰り道によくT子の聞いた、今でも覚えている。                                         T子は自分の祖母が亡くなった時に、虫の知らせのように部屋の電気が...『パチパチって瞬いた後に自身が金縛りにあって、その後電話で連絡がきて祖母が亡くなった』…と、私に淡々と話す。私が『その時怖いと思わなかった?』と聞いた時、T子は『金縛りとかは、よくあるから慣れてきた』と淡々と言ったことを覚えている。私は、見える人や感じる人は、そんなもんだなあ…と、感心して聞いていた。                                                                          その中でも私が、一番怖かったのは、冬の時期に部活動を終えてから、何人かで女子は固まって体育館脇の外トイレに行くのが習慣になっていた。何故なら冬場は外が暗くなるのが早いので、何となく薄気味悪い外トイレには、剣道部少ない女子が先輩も含め、皆でトイレに行き帰りも部室まで一緒に行動してた。                          そんなある日の、いつものトイレで...個室は4個で後の人が手洗い場で雑談をしながら順番待ちをしている時、T子の番になりT子がトイレのドアを開けて入ろうとしたらT子が突然『いやあ!』と大声を出してトイレドア前でしゃがみ込んだ!    私たちは、その声にビックリ‼して何事⁇みたいな感じ...                                  トイレに入っていた人もトイレ中でも『なになに~!』と個室中から。私はT子に『なにっ⁈どうしたっ』と駆け寄り聞くと、数人もT子を囲み『どうしたの⁈』と。そうしたら、T子がトイレ内を指差しながら『男の人が首吊りしてる...』私達は一瞬沈黙に…勇気ある子がトイレドアを足で開けて見た。みんな怖々見た..私達には見えない。見えなかった。その後は、みんなでT子を励ましたり、皆これから暗い中、この田舎町、自転車で自宅まで帰宅する事もあるから。まるで自分自身を励ます意味も含めて、『T子、疲れてるんだよ!』『何にも見えないし居ないよ!』『ちょっと勘弁してよお』『ねえ早く着替えて帰ろう』など。私も決して、追及する様な質問は、状況が薄気味悪いし、外は暗いし、田んぼ道を自転車で通過しなければならない私には怖いのと、少し腹立たしい気持ちと...   私にとって剣道部を思い出すと必ず、この時の場面が浮かんできます。            剣道部での淡い恋心。。。入部して直ぐに目に飛び込んだ人は、1つ先輩のM先輩。だって身長が中学生の中でもずば抜けて高い178㎝(後で本人に聞いた)当時の中一の私は146㎝のちびっ子。背の高い年上が私のタイプだった。直ぐに部活ではM先輩を目で追うようになった。練習も時々、M先輩と組んで、防具を付けての面、胴、籠手打ちを練習したりして。だんだんと会話することも多くなり、部活も楽しかった。男子の比率6で女子は4。その中でも私はちびっ子だから、よく先輩が『小さいから直ぐ目に付くよ』と話してくれたことが嬉しかった。まさか(私も先輩が背が高いから直ぐに気になり目で追ってしまう)なんて...恥ずかしくて言えなかった。練習の時は防具を付けているから、恥ずかしい気持ちも隠せる気がして、普通に話せるけど、防具を外すと顔が赤面してないか⁈とか気になってしまう私だった。剣道部の部長は、女子にあだ名を付けるのが得意みたいで、めがねっこ、笑い袋、声デか、ヒョロ子、剣士、姉御、おかっぱ、乙女ちゃん(私)と呼んだりしていた。ちなみにT子はヒョロ子だった。                                     当時は昭和時代の古き良き時代だったので、あだ名ぐらいでトラブルは起きなかった。余程変なあだ名で無ければ...私達女子も、このあだ名で嫌がる事も無かったから。今の時代は、そうはいかないだろうけども。そんな感じで部活も程よく汗をかき、先輩たちとも和気あいあいとした剣道部だった。                        もちろん、私は恋に恋する感じだったので、好きとか?そこまでではなくて憧れみたいな感じだった。その証拠に部活動の時にしかM先輩が気にならなかったから。校内で会うことも、滅多になかったし、クラスメートで仲良しの男子とみんなで雑談したり、ちょっと不良気どりの男子を注意したり、女子同士で可愛い小物の話題をしたりする平凡な子だった。                                                中学時代部活で燃えるほどの記憶はないけれど、このふたつが私の剣道部の思い出だ。