より自分らしく生きる

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不倫の恋でも恋だと言うのは..(きっかけ)

不倫の始まりは、それぞれだと思う。                                           私の場合、単なる上司が新人に軽い気持ちで、遊びに誘った…だけに過ぎないものと思っていた。                                                              私自身、10歳も年上の大人の既婚男性との恋のまね事?駆け引きを楽しむだけ。と思っていた。その時、私は21歳で、1つ年上の彼氏がいたから...上司と恋に落ちる、恋に発展するのなんて無いと思っていたから。                       出会いは、会社の新人歓迎会の2次会だった。上司Kさんは本社の人で、子会社の私の会社の新人歓迎会に合流してきた。2次会はスナックで、カラオケで盛り上がる人や、飲みながら、スナックの女の子相手に仕事の話やゴルフの話をする人や、若手グループ男女で盛り上がっていたり...と様々だった。                             私は正直早く帰宅したい気持ちだった。テーブルソファーの左には同僚のS子が隣で、気持ちよくカクテル片手に、カラオケをドンドン入れてマイクを離さない勢いで歌っていた。私の右側は、同期の男の子2人が並んで座っている。正面のスチールソファー3個には誰も座っていない。                                       そこに本社の上司Kさんが入店してきた。子会社のお偉い人達との簡単な挨拶が終わると、私の前のスチールソファーに、ストンと腰掛けた。スナックの女の子が注文を聞き、Kさんはレミーマルタンの水割りを飲んでいた。私達もKさんと簡単なあいさつを済ませた。同期の男の子2人とKさんは、ゴルフコンペの話をしていた。 私はS子と隣同士で、お互いの彼氏の話をしていた。                                          そんな時、何度かテーブル下で私の足を『ツンツン』しているのに気付いた。初めは気のせいで、たまたまぶつかっただけだと思い、私は自分の足をよけていた。それはKさんだった。私は意味も分からず?なに?って感じで正面のKさんを見た。Kさんは男の子2人と会話しながら、私をチラッと見ながら...その後、いつの間に書いたのか...『○○公園0時で待っている』と私に紙コースターを渡してきた。さりげなくやるしぐさが、私には遊び慣れてる人に見えて、からかわれているんだ…と、私は失礼な人!と思い、知しらないふりをしていた。いくら、本社の上司だからって。もちろん、2次会が終わっても行かなかった。S子は私の一人暮らししていたアパートに、今夜は泊る事に。ほろ酔いだったから。私は紙コースターの事は話さなかった。